確実にやせるために必要な3つのこと のおさらい
さて、前の記事では
確実にやせるために必要な3つのことを紹介し、
消費カロリー > 摂取カロリー
これが、確実に痩せるための、基本式、絶対式であること。
そして、下記の3つのことを実施すれば、目的を達成できることを書いた。
1.何を食べたか記録する(カロリーが集約できるアプリ活用が必須)
2.ほんの少し運動する(週2,3日、15分でも充分。筋トレが理想。)
3.食べる習慣を少し改善する(太る根源がなからずある。それだけを変える)
詳しくは、下記の記事で
さて本題、
3.食べる習慣を少し改善する
これをより確実に実行できる、
すなわちダイエットを成功に導く最強の食材を3つだけ紹介したい
ダイエットを成功に導く最強の食材 3選
体重を減らすために、食生活の改善をする。
食べないのは、論外だが、絶対にしてはいけないが、
タンパク質、脂質、糖質のバランスをうまく考えながら
かつ、消費カロリー > 摂取カロリーを実現するのはむずかしい。
数年間、はたまた半年間くらいの間に、
体重が5kg、10kgのレベルで増加してしまったとき
たいていの場合、上のバランスでいうと、脂質か糖質、
またはその両方が、少しではなく、相当に過剰になっていることがほとんど。
難しいのは、
そこで、脂質や、糖質に制限をかけると、
逆にタンパク質が不足してしまうこと。
タンパク質が不足すると、
体の中で拮抗している筋肉の合成と分解のうち、分解が優勢になり、
筋肉が衰える。結果として、一過的に体重は減少するが、
基礎代謝も下がってしまうので、非常に太りやすい体質になる。
だから、
食べないダイエットや、栄養バランスを無視したダイエットは
正直言って、百害あって一利なしだ。
少し前置きが長くなったが、
ダイエットを成功に導く最強の食材を1つずつ紹介していく。
1.グリルチキン炭火やきとり風味(ファミリーマート)
真ん中が炭火焼き鳥風味。
最近の低糖質ブームにのってか、サラダチキンの類の商品は、
コンビニ、スーパー、ドラッグストアいたるところで見かけるが、
間違いなく、これが最強である。
いろいろな方々もレビューしているので、詳しくはそちらを
高タンパクでめちゃウマ…ファミマの「グリルチキン」が最高すぎる!
リンク先の方も言っているとおり、高タンパク質でおいしい。
ボリューム感もかなりあり、これ1つで、ごはん1膳分くらいの満足度もある。
よくあるプレーンやスモークのサラダチキンもそれはそれでいいのだが、
少し、パサつきなどが気になり、毎日食べてくるとだんだんと飽きてくる。
食べるのが修行のようになってくる。
一方で、このグリルチキンは、ジューシーで食べやすい。
おかずとしての役割でもよいし、主食の一部置き換えとしても使える。
栄養成分はこちら
エネルギー:127 kcal
たんぱく質:16.1 g
脂質:3.7 g
炭水化物:7.0 g
ご飯一膳分、牛肉と比べてみても、
項目 | ご飯白米 一膳 180g | 牛肉肩 一人前 100g | グリルチキン 1本 80g |
摂取カロリー | 302 kcal | 180 kcal | 127 kcal |
タンパク質 | 4.5 g | 19 g | 16.1 g |
脂質 | 0.5 g | 10.6 g | 3.7 g |
糖質 | 66.3 g | 0.1 g | 7.0 g |
脂質、糖質に対しての、タンパク質の比率が高い。
(同重量での比較でないため、絶対値の比較でないことに注意)
過剰になっている、脂質、糖質を制限し、タンパク質の補給には、申し分ない。
また、感覚的ではあるが、腹持ちの満足度としては、ほぼ同程度である。
おすすめとしては、
普段、ご飯2膳を食べているのであれば、
ご飯1膳にして、グリルチキン1本にする(カロリー約200 kcal、糖質60gオフ)
ご飯1膳であれば、半膳ほどにして、グリルチキンを1本。
これだと、カロリーベースはほぼ一緒だが、糖質は30g程度少なくできる。
いずれにしても、基本は自分の栄養バランスを見て、どうするかを決める。
ちなみにグリルチキンは、ほかにも数種類味があるが、栄養成分に大きな差はない。
基本的には、好みで決めてよいと思う。
2.日清シスコ ごろっとグラノーラ 3種のまるごと大豆 糖質60%オフ
公式サイトの紹介はこちらから
これは、なんといっても、朝食に超おすすめである。
糖質60%オフだからおすすめというわけではない。
含有しているタンパク質量が他のグラノーラ製品に比べて圧倒的に高いからだ。
また不足しがちな食物繊維も一食分50gあたり、11.6gと豊富に含まれている。
代表的な他のグラノーラ製品との比較表を下にのせた。
項目 | 日清シスコ ごろっとグラノーラ | カルビー フルグラ | カルビー フルグラ 糖質オフ |
摂取カロリー | 197 kcal | 220 kcal | 238 kcal |
タンパク質 | 16.8 g | 3.9 g | 8.9 g |
脂質 | 7.1 g | 7.7 g | 12.6 g |
糖質 | 10.7 g | 31.6 g | 18.9 g |
糖質は製品の売りだけあってかなり低いが、
タンパク質の含有量が他の製品に比べて、非常に高いことがわかる。
普段、朝食が和食で、納豆や、卵、焼き鮭を食べているという人であれば、
別に本製品は不要である。
勝手な思い込みだが、朝食に、菓子パン、食パンとジャム。
それとコーヒーなんて方々が多いのではないかと思う。
食べないよりましなのだが、タンパク質が圧倒的に不足する。
朝は、前日の夕食で食べた栄養素も寝ている間に分解、吸収され、枯渇している状態。
食パンは、1枚あたり、タンパク質は、たかだか6g程度。
できれば、朝は少なくとも20g以上のタンパク質を摂取したい。
本製品1食分50gに、牛乳200mLをかけて食べれば、
タンパク質23g、脂質15g、糖質21gが取れる。
私は、朝の栄養摂取をかなり重視しているので、
日清シスコ ごろっとグラノーラ50gとカルビー フルグラ 糖質オフ50g
に牛乳200mLをかけて食べることが多い。
そうすると、少し不足気味だった糖質もバランスが良くなる。
私は、糖質制限気味のダイエットを継続しているが、
(現在4か月目で9kgほど)
しっかりと糖質をとることを意識している。
矛盾するように聞こえるがそうではない。
低糖質ダイエットは、糖質を悪者とし排除することではない。
体が必要とする量はしっかりと摂取する。必要以上はとらない。
基本はその考えである。
3.納豆(苦手なら豆腐でもOK)
あたりまえ、食材だが、納豆は、まさに最強である。
おかめ納豆で有名なタカノフーズ株式会社のHPに詳しい説明があるので、
気になれば参照してほしい。
栄養成分
項目 | 栄養成分 納豆1パック(40g) |
摂取カロリー | 80 kcal |
タンパク質 | 6.6 g |
脂質 | 4 g |
糖質 | 4.8 g |
おかずとしての役割としては、ほぼ完ぺきといってもよいPFCバランス。
ここには書かれていないが、その他の栄養素もかなりバランスよく含まれている。
塩分過多のときに特に重要なカリウム
肌や麺幕の健康を保ち、脂質の代謝にもかかわるビタミンB2
免疫機能を健全に保つビタミンB6
不足がちな鉄分、食物繊維
これも不足がちな、カルシウム、マグネシウム
また、納豆に含まれるたんぱく質は、必須アミノ酸9種類をバランスよく含んでいる。
このアミノ酸のバランスを数値化したアミノ酸スコアは100近くあり、
非常に良質なタンパク質といえる。
大豆が畑の肉と呼ばれる所以はここにある。
納豆が苦手であれば、豆腐でも問題ない。
食べ方も、そのまま食べるもいいし。
オムレツにしてもおいしい。
私は、よく卵1つに少しの牛乳、納豆2パックを豪快に混ぜ、
フライパンで焼いて食べる。
簡単だが、減量時や栄養が偏ったときの強い味方。
また、ある有名なYoutuberボディビルダーが、
納豆にキムチを混ぜて食べていたが、あれもかなりおすすめだ。
まとめ
ダイエットを成功に導く最強の食材ということで、
以下の3つの食材を紹介した。
① グリルチキン炭火やきとり風味(ファミリーマート)
② 日清シスコ ごろっとグラノーラ 3種のまるごと大豆 糖質60%オフ
③ 納豆(苦手なら豆腐でもOK)
この3つの食材で共通することは、
栄養バランスと、ダイエットで不足しがちなタンパク質の補充である。
太る習慣は、食生活の乱れから、タンパク質、脂質、糖質のバランスが崩れ、
その結果として、
消費カロリー > 摂取カロリー
このダイエットにおける絶対式から逸脱することである。
上記の3つの食材は、その乱れた、タンパク質、脂質、糖質のバランスを
少しでもいい方向にいくように貢献してくれるはずである。
もちろん、上記以外にも、優れた食材はたくさんあるのだが、あえて3つに
絞って紹介させていただいた。
繰り返すが、上記食材であっても、極端にそれだけを食べることは逆効果である。
何度も繰り返すが、タンパク質、脂質、糖質のバランスが重要である。